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デザイン

善意の反抗的精神で描く私たちの未来図

参考書籍(1)クリティカル・ビジネス・パラダイム 社会運動とビジネスの交わるところ(山口周著、プレジデント社、2024)ビジネス賢人であり、日本のハイコンセプター、山口周氏。今回は新たな書籍を出版されていたので、思うところを書き記していくこ...
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僕たちは5年後、一番大切な人の誕生日プレゼントに何を渡すのか?ーデザインの本質について

参考書籍 ビジネスの武器としての「デザイン」(奥山清行 著、祥伝社、2019) この問いは奥山清行氏の著書のエピローグに書かれている、「デザインとは何なのか」という問いの奥山氏の答え、「デザインとは、自分の一番大切な人の5年後の誕生日プレゼ...

食品産業の未来 ネスレの挑戦

参考書籍(1)食品産業の未来 ネスレの挑戦(ピーター・ブラベックーレッツマット 著、日本経済新聞出版、2021) 食品メーカーがつくる食品は、すべて加工食品であるわけですが、その加工食品メーカーの筆頭がネスレです。そのネスレの名誉会長が記し...
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ハイコンセプト資本主義・志(こころざし)資本主義

参考書籍(1)堺屋太一著作集 第15巻 知価革命/日本とは何か(堺屋太一著、東京書籍、2018)(2)ハイ・コンセプト 「新しいこと」を考え出す人の時代(ダニエル・ピンク著、三笠書房、2006)新型コロナウイルスの影響によって、いびつに変形...
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世界の流れはグロース(成長)からクオリティ(質)へ

参考書籍(1)超日本製品論 SUPER JAPAN PRODUCT これから来るスーパージャパン時代の基礎データ&マーケティング入門 (木戸良彦著、日経BP社、2017)(2)2030年アパレルの未来 日本企業が半分になる日 (福田稔著、東...
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ビジネス界の三賢人に同じビジョンが見えている件【安西洋之×佐宗邦威×山口周】=「ビジネス」に「デザイン」を活かせ

参考書籍「メイド・イン・イタリー」はなぜ強いのか?(安西洋之著、晶文社、2020)直感と論理をつなぐ思考法(佐宗邦威著、ダイヤモンド社、2019)ニュータイプの時代(山口周著、ダイヤモンド社、2019) いま最も熱いビジネス界の三賢人とも言...

レジスタントスターチとは 最高の体調:腸編 

最高の体調(鈴木祐著、クロスメディアパブリッシング、2018)最高の体調は、現在の不調は文明が進んだために発する文明病だ、という考えのもと、「最高の体調」を目指すべく食事、運動、メンタルを科学的に改善するという書籍。この本の醍醐味は、科学論...
人類学

日本人の起源はマッシュアップだった?

日本の価値観を知るために日本人の生い立ちを探ってみる国民性とも言える勤勉さや真面目さで世界をたまに驚かせる日本人。(逆もありますが)どんな要因が日本人を日本人らしくしているのでしょうか。人の価値観を知るには、生い立ちも重要、ということで日本...
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今の世界に「意味のイノベーション」が必要な理由

意味のイノベーションとは?「意味のイノベーション」は、イタリアのミラノ工科大学のロベルト・ベルガンティ教授が提唱している考え方です。この考え方は課題解決型のアプローチ(自分の外部に解決すべき課題があって、それを解決するためにとる行動プロセス...
人類学

サルの採食戦略と人の食をくらべてみた

哺乳類で、雑食性の動物として人に最も近いサル。人と食べているものをくらべてみました。 まずはサルの採食戦略。サルの一種、チンパンジーは果実を食べるのに採食時間の6割を費やし、若葉や草の髄(ずい)などが2~3割、残りが樹皮や種子、アリなどの昆...